神崎将臣さん

 

1998年に「マ.ガ.ラ」名義でワンダーフェスティバルに初出展した時にスタッフの方に声を掛けて戴いたのが、御付き合いの始まりでした。

当時僕が読んだ事のある神崎マンガは「重機甲兵ゼノン」しかなかったのですが、そのどこか懐かしささえ感じる(熱い正義のヒーロー)像とデザインのカッコ良さで強く印象に残っていました。

そんな「面白いマンガを描く作家」の方に

「今度ハリウッドでヒーロー映画を製作するので、そのタイトルロールのフィギュアを造って欲しい」

と言われたらそりゃ貴方、ガッツが出るでしょうに。

ってな感じでデザインが上がって来るのを待ってたら、すんごいカッコいいデザインが上がってきて

ノリノリで造らせていただきました。

フィギュアを今見たら結構デッサン狂ってたり、詰め切れていない所がてんこ盛りなんですが、それでも初めてデザイン画を見た時の感動は造形に出ていると思います。

「shogun cop」制作後もまだ僕の中の神崎熱は冷める事無く、「KAZE」と言う作品の登場キャラクター「黒鬼」を前期後期の2バージョンを造るに至ったのでした。

この「黒鬼」、ワンフェスで販売した事もあるんですよ。

その時買ってくれた方々ありがとうございました。

ホントは「xenon」も造る筈だったのですが、好きすぎるキャラクターは、中々「これで造る!」と言うプランを決め辛い物でしてあーでも無いこーでも無い言っている内に数年が過ぎ、気付けば「comicリュウ」にて、「重機甲兵ゼノン」の続編、「XENON 199X.R」が連載、と言う知らせが!!


んで現在、「XENON 199X.R」は「ブルーバック」「HUNTER」等の、神崎さんの他作品も取り込んだクロスオーバーと言うトンデモない状況になっており、それが非常に面白い展開を見せています。

問題はゼノンのデザインがよりリアリティのあるデザインに変わってたり、キャラクター像もより深みのある物になっていたりして、ますますフィギュア化のプランを絞り難い、と言う事なんですが、、、。

2008年10月19日日曜日

 
 
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